ざきのすけ。 1st One Man Live Tour-NIGHT CRAWLER

2023年12月2日 TOKIO TOKYO(渋谷)

 

 

LEADさんに引き続き、スペースシャワーTVの番組『スペプラ手越』で出会ったざきのすけ。さんのワンマンライブ。

 

~2ペプラ手越FESでの衝撃~

番組で流れた歌が気になって、YouTubeで楽曲を聞いてみて、いいなと思って時々、聞くくらいだったのが、FESのオープニングアクトとして歌ったその歌声に圧倒された。歌声だけでなく、彼の作る音楽のリズム感がとにかく心地良くて、休憩時間に物販にいらっしゃるというので、その気持ちをどうしても伝えたいと思い、手越君のあいさつ終了とともにロビーに走った。ご挨拶をさせていただき、購入したCDにサインをしてもらい、写真まで一緒に取ってもらって、そのときにワンマンライブのお知らせをいただいた。12月2日、ちょっと迷った。その日はもともと予定があったから。でも、本当に行ってよかった。すばらしい一夜を過ごすことができた。

 

~ライブ~

とにかく、声がいい。2ペプラの時は音響の調整にん?となる場面もあったが、今日は最初から最後まで、心地良いままだった。そして、改めて、いろいろな歌い方をする方なんだと思った。ソロライブ、しかも自分で楽曲を作る方だと、どうしても似たような感じの曲が多くなって途中で飽きてしまうことがあるのだが、今度はこんな感じか!と、さまざまな、彼の歌声を楽しむことができた。

ラップはもともとジャンルとして苦手なので、彼のもあまり聞いてこなかったのだが、ライブで聞くと説得力がある。ロックっぽいのもあり、ポップスのようなのもあり、弾き語りもあり、一晩でどれだけのジャンルの歌を聴けたのだろうという感じだ。

歌声も、柔らかさが前面に面に出る曲もあれば、シャウトするような曲もあるし、切なさがにじみ出る曲もあり、すごいと思った。

それと、音楽的に何というのか分からないけど、FESのときにも感じたノリの良さ。リズムの作り方にもいろいろあるのだろうか。私にぴったり合って、とにかく気持ちいい。自然に体が揺れてしまう。

 

~会場~

渋谷宇田川町にある、本格的なライブハウス。ライブハウスと言えば、数年前にイベントで入ったことがあるだけで、本格的なライブを聞くのは初めて。でも、会場にきていた他のファンの皆さんもただただ素直に彼の歌を楽しんでいる様子で、ライブハウスでのライブ初体験の私でも自然に溶け込むことができた。悔やむのは、荷物をロッカーに預けなかったこと。飲み物も持っていたので、だいぶ邪魔だったw。

飲み物はカシスオレンジ。ざきのすけ。さんの曲に掛けてみたけど、美味しかった。お酒の力もあって、より楽しめたかも。

そして、こんなところでも手越君に感謝してしまうのは、彼がライブを自由に楽しむことを教えてくれたので、手を上げたり、体を揺らしたり、周りを気にせずに自分なりに楽しむことができたこと。

 

~夜の話~

MCで、学生時代は昼より夜のほうがほっとしたというような話を聞いて、世代を超えて共感した。きっと私も高校生ぐらいのとき、周りに合わせなければと無理をしていたんだと思う。土曜の午後、一人で寄り道をしてほっとしたのを思い出した。

 

~雑記~

ライブ直後は、思い出がなくなってしまうような気がして、YouTubeやCDを聞くことができなかった。そのぐらい、ライブでの彼の声は気持ちよかった。多分、これまで聞いてきたアーティストの中で、トップクラスで好きだと思う。

そして人柄も、安心して横にいられるような感じだ。歌以外の動画はほとんど見ていなかったので、もっと歌だけを突き詰めた気取った方なのかなと思っていたのだが、来場者への声掛けも暖かく、先ほどの夜の話のあと、”でも、最近は明るい曲が多いですよね”と仰っていて、それがファンとの出会いによるものだというお話に、私がここにいる意味を付けてもらったような気がしたし、アーティストは一人で完成するものではなくて、ファンが一緒に作っていく部分もあるんだなと、彼の1stライブに参加できたことにちょっと運命的なものを感じた。

こんな軽いファンなのに、あの場に居られたこと、そして心地の良い歌声に出会えたことに感謝して、これからも応援していきたいと思う。