絆ツアー

2023年2月 1日 Zepp YOKOHAMA

2023年2月28日 Zepp HANEDA

2023年2月29日 Zepp HANEDA

 

今回は初日とラスト2日に参加。

28日と29日が配信され、アーカイブもすぐに来たので、それをじっくり見てから立派なブログを書こうと思っていたら、かえってプレッシャーになって筆(タイピング?)が全く進まないので、いつものとおり、行って、こんなことを感じたよというのを、記憶が消えないうちに書き留めることにした。

 

2月1日 Zepp YOKOHAMA

ツアーの初日。CDで聞いた曲がどんなふうに披露されるのか、とても楽しみだったが、絆アルバム以外の曲がこれまでとアレンジを変えたりしていて、すごくよかった。むしろ、絆アルバムの曲は今日が初めての観客の前での披露でもあり、初々しさを感じた。これから1か月の間に、どんどん進化するのだろうなと思わせる、そんな印象だった。

今回のライブはグループ時代のソロ曲も何曲かあり(この日はAddict、Lovin’U、I’m coming)、これらの曲を埋もれされることなく、自分だけのファンの前で進化させていくことに、自分の関わってきたものを大切にする手越君らしさがとてもよく出ている。そんな彼だから、一度、関わった人たちが、もう一度、集まってくれたりするんだなあと思う。スペプラ手越でご縁があった方たちとのフェスや、楽曲を提供してくださった今回のアルバムのように。

ソロ曲だけでなく、独立後に発表された曲も、イントロを聞いただけでは何の曲か分からないほどにアレンジを変えてきたものがあって、特に印象深かったのはHOTEL。他の曲たちも、ライブごとに新しい命を吹き込まれて、観客は常に新鮮な歌を聞かせてもらえて、だから、彼のライブはやめられない。

 

2月28日 Zepp HANEDA

今回はたった1か月の間に5か所、10公演というハードスケジュール。3月で辞める自分自身の仕事のこともあって遠征はあきらめたので、最初と最後だけ参加という形になったのだが、かえって、間があいたことで、この日は絆アルバムの曲たちの進化に本当に驚いた。手越君の歌い方だけでなく、ファンのノリもとてもよくて、この1か月でファンの側も成長したのではないかと思う。いや、手越君が成長させたのか? とにかく、これから何があっても、このファンがいれば大丈夫だという、妙な確信をライブ中に得た。

 

そして、今回のライブはセトリを1日目と2日目で変えるという、たくさんの歌を歌いたくて仕方がない手越君なのだが、ツアー途中で1日目と2日目が入れ替わったので、私にとっては絆アルバム以外の曲を聴くのは初めて。

1日目と2日目を入れ替えた理由について、3月3日のT-Timeで本人が語ったところによると、今回のツアーの途中で事務所時代の曲も配信のアーカイブや円盤に残せることになり、最終日が円盤になるので、そこに入る曲を考えて入れ替えたそうだ。Lovin’U(実はグループ時代から好きな曲)が円盤で見られるのは嬉しいが、DoLLsが残らないのは残念な気もする。

 

というわけで、絆アルバムの曲がすばらしかったのはもちろんなのだが、私的に1回しか聴けなかった曲たちの中では特に、ウッドベースが入ったVenus Symphony とDoLLsが最高に好き。前者はウッドベースとギターだけ。後者はドラムとキーボートも入ったが、ウッドベースの低く響くリズムにジャジーなアレンジで、大人のしっとり感。特にDoLLsは内容的にも攻めるように歌われることが多かったけど、今回のアレンジだと、より、心の内が見えるような感じだった。もう、声を大きくして言わなくても、分かってもらえるよねというメッセージのようにも思えた。

DoLLsのあと、MCに入ったのだが、すごく、しっとりと歌い終わったのに、ライトが点く前からイェイ、イェイ、イェーイと楽しそうに話し始めて、そのギャップにちょっと笑ってしまったのはごめんなさい。だって、急に子供になったみたいで、かわいかったんだもの。)

 

ライブの内容とは離れるが、この日、ALVARKのルークが遊びに来てくれて、またまた、一緒に写真を撮ってもらえた。かわいい~。 そして、ざきのすけ。さんとLEADさんからもお花が来ていて、LEADさんはライブも見てくださって、好きなものがぎゅうぎゅう詰め。

 

2月29日 Zepp HANEDA

ツアー最終日。この日の目玉はYou Tubeに上げるために一発撮りしたBling Ban Ban Bornと言ったら怒られるだろうか。

MCに入ってすぐ、また撮りたいから協力して、と言われて聞いた曲名は知らなかったけれども、サビまで来たら、TikTokでよく、ちいかわが踊ってるやつだぁと、テンション上がった。原曲をちゃんと聞いたことはなかったけれども、すごい早口の歌詞。でも、ちゃんと聞こえるのはさすが手越君。Blingの「リ」の巻き舌が印象的。「L 」だけどね(ご本人様の歌唱を後に見たら、やはり巻き舌だった)。

 

初日に入っているからセトリは知っているはずなのに、1か月も前のことなんて覚えているわけもなく、最終日だし、思い切り声も出し、腕も上げて楽しんだせいか、終演後、力尽きて椅子に落ちるように座ってしまった。終わってしまったという喪失感か。

いやいや、実はこの日、席が一番前だった。B列とチケットには表示されていたので2列目かと思っていたら、A列はなかった。端から4番目だけど、始まる前から緊張して、手越君が出てきたら、初めて、人の頭越しでなく歌う姿が見えて、1曲目なんて視覚情報が多すぎて、曲が聞こえてなかったと思う。端席だけどモニターボックスの間から足元まで見えて、足の動きがかっこいい~💖とか、左側だったので、タトゥーが入っている二の腕がきれいだあ💖とか、曲間で浮かべる幸せそうな表情に、私も幸せだあ💖とか、とにかく感情が忙しかった。あのビジュアルは罪……BBBBを歌う前、「ちょっと隅で整えるね」とこちら側に来て、「この辺、見えなくてごめんね」と身を乗り出すようにして言ってくれて、倒れそうになった……いいんです、見えなくても。すぐ、そこにいてくれるだけで。

普段だと、よく見えない時は目をつむって聞いてたりするのに、今日は、もしかして彼からも見えてるよねと、腕もペンラもぶんぶん回して、声も届くかもしれないと大声を出したので、そりゃ、疲れるよね。

 

最後に

このライブに至るまでに、たくさん彼の歌に触れたおかげか、ソロライブを始めた当初は、こんなに表現力があるのかと驚いたり(うまいのは知っていたけど、普通にうまいだけだと思っていた)、やっと、ここまで来たんだなあと感傷的になったりしていたが、いまや、彼の歌がうまいということは私の中ではもう当たり前で、感動するポイントが、うまいなあではなく、こんな歌い方もいいなあと、歌、そのものになってきて、体中で受け止めて、リズムに乗って体を揺らして、声を出して、一緒に楽しむ。そんなふうに自分も変わってきた。ソロとして楽曲を発表してから3年弱。長かったのか、短かったのか…とにかく、彼の歌への満足感でいっぱい。いろいろな歌があって、いろいろな歌い方があって、いろいろな見せ方があって、ずーっとキラキラしていて、それは声のせいなのか、見た目のせいなのか、発光してるのか、とにかく、退屈する場面が1秒もない。

ここまで書いてきて、絆アルバムの曲に一言も触れていないことに気付いたが、私は彼のどの歌も、同じレベルでしか好きになれない。だから正直に、印象に残ったことだけを書き記した。絆の曲たちがこれからどんなふうに成長していくのか、興味津々だ。

今年はまだ始まったばかり。5月のシンフォニックも発表され、どんな花を見せてくれるのだろうかと、楽しみで仕方ない。

私も…居場所ならもう見つけているんだ…

 

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